高校生の頃の恋
私が高校2年生の頃、一つ年上の先輩を好きになりました。私と先輩は、同じ剣道部に入っていたのです。最初は全然気にならなかったのですが、その年ごろには、あまりいないような気遣いのできる人だったのです。あまり話をする機会がなかったのですが、ある日、剣道部の大会に向かうバスの中で、座席が近いところに座ったのです。なんとなく気になってみていると、なんだかカッコよく思えてきて、少し話しかけられただけでも嬉しいような気になりました。そして大会が終わり、学校の部活の時にも、気になるようになりました。
ある日、私は、同じ剣道部の友達に「好きな人ができた」という話をしました。学生の頃は、こういう会話で持ちきりでしたが、友達に話しただけで、どんどん先輩のことが好きになっていったのでした。きっと、かっこいいところ、やさしいところなどを話しているうちに、勝手に自分のなかで、理想のかっこいい人をつくりあげてしまったのでしょう。